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にいがたデジコングランプリ2002(特定非営利活動法人・同グランプリ実行委員会主催、県と県教委など後援)のホームページ部門で、市立大洲小校長・中山博迪(ひろみち)さん(55)=米山町=の作品「ふぉとめもりー」が優秀賞に選ばれた。ホームページには自身で撮影した写真約350枚が収録され、情報技術を駆使して、色の変化や動き、立体画像、音などでマルチな世界が楽しめる。表彰式は23日、新潟市で。
同グランプリは知的創発型社会(IT基本戦略)実現支援事業として行われ、「あなたの新潟」がテーマになった。ジュニア、一般、企業・団体の3部門が設けられ、応募総数486点が寄せられた。その中から1次審査で134点に、さらに2次審査で30点まで絞られ、最終審査で20点が入賞した。優秀賞は県知事賞に次ぐもので、中山さんを含む6点が選ばれた。
中山さんはパソコン歴15年。1996年から3年間、上越教育事務所で情報教育も担当した。市展には写真部門で7回入選している。自分で撮影した作品をベースにて情報発信しようと、松之山・松里小校長時代の2000年9月にホームページを立ち上げた。2001年6月から、「ふぉと(写真)を通して、めもりー(想い出)を記録したい、記憶にとどめたい」との願いを込め、「ふぉとめもりー」と名付けて本格的に取り組んだ。
収録の写真は、プライバシーに配慮して、なるべく人物は避け、花や風景が中心となっている。学校行事も記録として残した。トップページの「らくがき帳」には学校だより、エッセーなどを掲載した。中山さんは「これからの学校教育に、情報教育は欠かせないという信念で、自分のホームページを立ち上げた」と振り返る。
優秀賞の知らせを受け、中山さんは「まさか、最終審査にまで残るとは思わなかった。学校でもホームページを職員と一緒に作っており、情報発信をしながら、地域に開かれた学校づくりを進めていきたい」と話した。中山さんのホームページアドレスはhttp://www.page.sannet.ne.jp/hiromiti
(2003/ 1/21)
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