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産大・工科大新入生歓迎会。交流アトラクションでえちゴンから賞品を受 けとる新入生=24日、産文会館 (2024/04/26)


創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

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重油災害補償が完了

 1997年のナホトカ号重油流出災害で、柏崎市を含む9府県・96自治体による補償請求訴訟がこのほど最終合意した。市は請求額の88.21%にあたる約1億1,500万円を受け取り、近く弁護士委託料を支払い、県交付金を返納する。

 市は人件費や資材費、さらに弁護士報酬分として1億3,047万9,066円を請求額とし、他の自治体とともに1999年11月、船主、船主責任保険組合、石油会社などの供出で運営されている国際機関を相手に福井地裁に提訴していたもの。このほど1億1,509万7,275円(補償率88.21%)で最終合意に達し、訴訟を取り下げた。

 補償金はこれまでも分割で市に入っており、27日の市議会で可決された今年度一般会計補正予算に最後の受け取り分を計上。一方、弁護士委託料と、災害時に県から交付されていた金額の返納分も計上した。これで重油災害の事務は終了した。

 災害時に市へ寄せられた義援金のうち、2,000万円については市社会福祉協議会で「ボランティア基金」とし、環境保全や災害時のボランティア活動を支援する際に活用する。

(2003/ 2/28)

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