PHOTOニュース

創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

>>過去記事一覧
市内海水浴場入り込みは4割減

 市がこのほどまとめた今夏の市内海水浴場入り込み状況によると、海水浴客は冷夏の影響で前年比59.8%(40.2%減)の50万8,140人にとどまったことが分かった。平成に入って同じく冷夏に見舞われた1993(平成5)年の44万人に次ぐ低い数字。県内各地の数字はまだ出そろっていないが、駐車場を拡張した3島寺泊町が前年並みの66万人台を維持したとしていることから、柏崎が近年維持してきた県内1位の地位を明け渡すことになった。

 7月と8月の月別入り込み数はそれぞれ16万4,760人(対前年比53.6%)、34万3,380人(同63.2%)。海水浴場別では「東の輪」が17万7,000人でトップ。鯨波が17万5,000人で続いている。

 激減した最大の理由は冷夏。7月は最高気温平均値が24.8度と昨年より4.1度、平年より2.2度それぞれ低く、日照時間も平年の6割程度。8月は台風10号が通過した九日過ぎから気温が下がり、お盆も雨続きだった。

 ただ、近年は天候に恵まれる年があっても漸減傾向を示しており、市観光交流課では「海水浴という夏の定番レジャーが少しずつ変化してきており、いろいろな楽しみ方をする人が多くなっている」との見方を示している。

 また、柏崎観光産業振興協会の土田新吾会長は「海水浴場は、冷夏、特に雨の影響を直接受けたが、屋内施設を持つ所は例年以上の入り込みがあった」とし、「海での落ち込みを取り戻すよう秋には様々な企画を打ち出したい」としている。

(2003/ 9/12)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。