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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

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鯖石川ダムのたい積土砂排出

 高柳町門出、田代地内の鯖石川ダムで、湖底にたい積した土砂をすくって管路で圧送する作業が始まっている。排出予定量は約4万立方メートル。降雪前には終了する計画だ。

 鯖石川ダムは洪水災害防止を目的に、1973年に完成。総貯水量は600万立方メートルで、内訳は洪水調整容量410万立方メートル、農業用かんがい容量100万立方メートル。ダムを造ると上流からの土砂のたい積は避けられず、同ダムではたい砂容量を90万立方メートルと想定した。上流が崩れやすい土質で、予想以上にたい砂が進み、完成後約30年を経た現在は88万8,000立方メートルがたい積しているものと県では推定している。

 県は2007年度までにダム放流口の改良を行い、土砂を排出しても支障のない構造に変更するとともに、09年度までには下流域の同意を得ながら、排砂専用の吐き口を設けたいとしている。この技術は難しいことから、専門機関で研究中だが、実現すれば全国でもほとんど前例のない取り組みとなる。

 現在行っている4万立方メートルの管路圧送は応急的な措置。

(2004/10/14)

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