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高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

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震災復興へ願い託しコンサート

 中越地震の復興支援を目指したチャリティーコンサート「柏崎から送る心のハーモニー」(同実行委員会主催)が10日、市民会館大ホールで開かれた。市内をはじめ、長岡、小千谷、魚沼などから音楽仲間も集まり、総勢約300人が心を一つに演奏を繰り広げ、復興への願いを託した。

 コンサートは柏崎地域を中心にした音楽団体が集い、被災地への応援メッセージとなる曲を演奏したいと計画された。常盤高校吹奏楽部のステージドリルで幕を開け、中学校の合同演奏、混声合唱などが次々と。地震で被災した部員がいる北条中も元気な演奏を披露した。途中、松平健さんさながらの扮装でマツケンサンバが飛び出したり、パワフルな「YMCA」でも楽しませた。

 また、合同演奏「夜空のトランペット」では、中央で活躍するトランペット奏者・杉木馨さんのソロが聴衆の胸にしみわたった。出演者と会場が一体になった「翼を下さい」の大合唱に包まれ、実行委員長の堀内一徳・柏崎総合高校吹奏楽部顧問は「多くの賛同を得て、コンサートを開くことができた。地震によって、人と人のつながりの大切さを改めて知った。今年は復興元年。柏崎から良い音楽、文化を発信していきたい」と話した。

 会場では中越地震、スマトラ沖地震への義援金箱が設けられ、それぞれ23万円、7万円の合わせて30万円が寄せられた。

(2005/ 1/11)

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