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「売れる米づくり」の越後早生、田植えへ
柏崎農協が「売れる米づくり戦略」として、県内で一番早い新米として出荷する越路早生(わせ)の田植えが23日ごろから柏崎刈羽の水田62ヘクタールで行われる。通常のコシヒカリは、農協や県地域振興局農業振興部が今年も、品質の向上を目指して5月10日以降の田植えを推奨。山間部は雪消えの遅れで、5月下旬になりそうな所もある。
慢性的な米余り現象を背景に、国は2004年から従来の減反政策を見直し、生産出来る数量を各市町村に割り当てる方式に変更。この配分は品質や実需者との結びつき、担い手状況、環境保全への取り組みなど「売れる米」の条件が総合的に勘案される。
柏崎農協では、早場米地帯としての柏崎刈羽の伝統を、特色ある米づくりのセールスポイントにしたいと、越路早生に着目。コシヒカリが市場に出回る前に、手頃な価格でおいしい新米を消費者に提供しようと、昨年は西山地区を中心に16ヘクタールで作付けした。
今年は実需者との結びつきも深まり、5倍の62ヘクタールの作付けを計画。西山、刈羽、北部西中通、東部田尻基幹支店管内など広範囲になった。苗作りは他の品種に先行し て4月早々から進め、24日の日曜日が田植えのピークになる予定だ。
(2005/ 4/20)
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