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旧日石加工の解体進む

 市内日石町、旧日石加工柏崎工場跡地の解体工事は22日で全体進ちょく率が約25%に達した。健康被害が問題化している飛散性のアスベスト(石綿)は工場施設で使われておらず、建材としてアスベストを含む保温材は撤去され、2重包装で搬出を待つ状況だ。

 建屋、タンクなど施設の解体は終盤を迎え、保存をめぐって地元で議論がある3棟のれんが建物と周辺施設を残すだけとなった。重機の振動でれんが棟が損傷しないよう周辺は手つかずのまま。今後は地中の基礎、くいの撤去などが中心で、工事完了は予定通り12月の降雪期前を目指す。

 現場事務所によると、事前調査から、建築物は古い木造であったり、年代、用途、規模から、問題となる飛散性のアスベスト吹きつけはないことが分かった。タンクの保温材は主に粘土が使われていた。アスベストを含む保温材が使われていたのは構内東側の屋内タンク3基。成形された建材で非飛散性であることから、建屋の解体前に手作業ではずし、2重包装で袋詰めし、アスベスト廃棄物として搬出まで保管してある。

(2005/ 7/23)

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