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高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

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杉田監督が柏崎にこだわった映画を完成

 映画監督として初めて撮影した「貝ノ耳」で海外の映画賞を多数受賞した市内四谷1の杉田愉さん(31)がこのほど、2作目の映画「Le coude de Kiyumi、le genou de Sayuru=キユミの肘(ひじ)、サユルの膝(ひざ)」を完成させた。ロケ地はJR青海川駅、潮風公園、別俣地内などすべて柏崎。出演者は前作でも演じた市内の小学生・丸山桃子さん(11)と品田涼花さん(10)の2人を起用。助監督は幼なじみで親友の山崎慎一郎さん(31)が務めるなど、徹底して柏崎にこだわった。

 作品は、せりふのない5分間の短編。背景にはドビッシーのピアノ曲が静かに流れる。初潮を迎えた少女たちの姿を赤い色にイメージさせて白い雪の世界に追う。最後に2人の少女が雪原にいちごシロップをまいて食べるシーンが印象的だ。キユミ役の丸山さんは「静」。「動かずに絵になっている」と杉田さん。サユル役の品田さんは「動」。雪玉をキユミに当てて驚くシーンには64回も撮り直す根性を見せた。

(2006/ 3/30)

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