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市優良建設工事の表彰式。市長を囲んで、前列左から丸高建設、北洋、大和運送建設、中澤組、柏崎設備工業、植木組柏崎支店 (2024/12/09)


人口減少時代の地域づくりなどを考え合った「柏崎学シンポジウム」=1日、新潟産大飲食店に飲酒運転根絶へ協力を求める柏崎署員ら=5日夜、市内新花町 (2024/12/06)


第50回記念の定期演奏会を開いた市民合唱団。澄み切った歌声を披露した =1日、アルフォーレ大ホール (2024/12/05)

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よりよい地域医療目指し、シンポに市民ら420人

 市は22日、地域医療のあり方などを考える医療シンポジウムを市民プラザで開いた。住民からの医療に対する不満や不安の一方で、医療スタッフ不足が深刻な社会問題となる中だけに、市民の関心は高く約420人が集まった。基調講演に続くシンポジウムでは医療側が過酷な勤務実態を訴えて理解を求め、住民側からは「病院を支える会など市民運動を」との提案があった。アドバイザーは「地域医療を守るためには、医療関係者だけでは限界。地域全体のパワーの結集が必要だ」と示唆した。

 基調講演では伊藤正一・県病院局参与が「医療の現状とこれからの地域医療のあり方」をテーマに医療を取り巻く諸問題を語り、07年度から開業医などでつくる柏崎市刈羽郡医師会の協力で、刈羽郡総合病院内に平日夜間の新急患診療所の開設が検討されていることを期待。医療スタッフの確保は地元の取り組みにかかっているとした。

 シンポジウムは伊藤参与をアドバイザーに、本間保さん(同医師会副会長)、小林勲さん(郡病院長)、野中広志さん(新潟病院看護部長)、藤田克子さん(主婦)、籠島明子さん(同)と市長の6人がシンポジストとして、それぞれの立場から意見を出した。

(2006/ 7/24)

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