PHOTOニュース

創立50周年を記念し、全校合唱を披露した東中生徒=28日、アルフォーレ大ホール (2024/11/06)


県内外のランナーが健脚を競った柏崎マラソン=3日、市陸上競技場 (2024/11/05)


伝承学習の成果を披露した綾子舞の発表会。児童生徒66人が一生懸命に披露した=1日、南中 (2024/11/02)

>>過去記事一覧
市内の西之入町内で伝統野菜「仙人菊」栽培

 市内石曽根・西之入町内会(矢代武会長、62世帯)が26日、昨年から栽培に取り組む地域の伝統野菜で、「仙人菊」と呼ばれる食用菊の苗の植え付けを行った。中越地震の復興基金を活用した事業で、イワナの養殖も手がけている。

 同集落は、2005年10月の中越地震で斜面が崩落し、西之入川がせき止められた。復旧作業で出た残土を使い、休耕田を14アールの畑に造成。中越地震復興基金メニューの一つ「地域コミュニティ再生事業」に集落として名乗りを上げ、伝統野菜の栽培など、地域の資源を生かした振興策をまとめた。

 食用菊はカキノモトが一般に知られるが、「仙人菊」は同集落独特のもの。正式な名前は不明だが、標高の高い所で、白く細かな花弁をたくさんつけることから「仙人の白いひげのようだ」と名付けられた。別名で「白ひげ菊」ともされる。戦後しばらくは多くの農家が栽培していたが、近年は数軒が棚田のあぜで育てているだけだ。

(2008/ 5/27)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。