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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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めぐみさん拉致31年で集会

 新潟市で中学1年生だった横田めぐみさん(失跡当時13歳)が北朝鮮に拉致されてから31年になる15日、新潟市で「忘れるな拉致11・15県民集会」(県など主催)が開かれ、めぐみさんの父滋さん(76)、母早紀江さん(72)らが「命のある限り、やり尽くしたと思えるまで頑張りたい」と救出に支援を呼び掛けた。

 集会には約450人が集まり、柏崎市の若山副市長、佐渡市の高野宏一郎市長も出席した。滋さんは事件発生からの経過をたどり、「北朝鮮は再調査について何ら着手の様子がない。『同胞を救え』という世論があれば、政府はその声を背景に救出に動かざるを得ない」と訴えた。

 早紀江さんは「31年もたって、まだ助けてあげられない」と期待と失望を繰り返した道のりを振り返り、「『メリットがないから再調査をやめる』などと北朝鮮に言わせていいのか。もし自分の子どもが拉致されたらと、政府は父親の気持ちで怒ってほしい。大切に育てた命をさらって踏みつぶす国がそこにある」と声を振り絞った。

(2008/11/17)

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