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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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藤本義一氏招いて健康文化の講演会

 市、柏崎刈羽精神障害者家族連絡協議会が3月13日、市民会館大ホールで、テレビなどでも広く活躍している作家・藤本義一氏を招いて、健康文化のまちづくり講演会を開く。演題は「こころ豊かに生きる―藤本義一氏が語る心の世界」。市などでは、精神保健に関心をもってほしいと、たくさんの来聴を歓迎している。

 講演会は、障害者の社会参加の気運が高まっているものの、精神障害は一般社会ではまだ偏見があることや、めまぐるしく変化する現代社会はストレスが多く、神経症、うつ病など心の問題を持つ人が増えていることなどから、心の健康を考えるきっかけにするとともに、心の病を抱える人たちを理解する機会にしてほしいというもの。

 藤本氏は昭和8年、大阪府生まれ。放送作家として数多くの作品を発表し、「鬼の詩」で直木賞を受賞。旺盛な好奇心、庶民性でお茶の間のファンも多い。また、心の病について以前から関心を寄せ、精神症状をテーマにした小説の執筆、舞台化などに精力的に取り組んでおり、豊富な体験をもとにした講演が期待される。

 講演は午後2時から3時半まで。入場無料。ただし、整理券が必要で、市健康課で取り扱い。当日は同館ロビーで精神障害者社会復帰施設、ボランティア活動の様子をパネルで紹介。授産施設で作っているパンや洋菓子などの販売も行う。

(1999/ 3/ 1)

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