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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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市議選が告示へ 土壇場で定数超える

 第14回統一地方選・後半戦の幕開けとして、柏崎市議選が18日告示される。定数は昨年12月定例会で削減され、30人。立候補予定者も15日まで定数と同じ30人だったが、一部で続いていた新たな候補を立てる動きにより、16日夕、新人1人が名乗りを上げたことから、土壇場になって定数を1人超過。戦後初の無競争は辛うじて避けられる見通しとなった。20日告示の刈羽郡三町村の選挙とともに25日に投票が行われる。

 市議会は今任期中に2人が死去し、現職議員は30人。このうち8人が引退し、立候補が予定されているのは現職22人と新人9人の31人。現職は前回と同数だが、新人は2人少ない。地域選挙の性格が強い中で、東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル計画をめぐる票の行方が注目されるほか、各候補ともまちづくりや福祉、財政などの問題を訴えていく。議会進出を目指している「プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク」の候補は1人にとどまるのが確実。一方、改選後の会派構成もにらんだ保守系各氏の戦いや、3議席回復をねらう共産党の得票なども焦点だ。

 立候補の受け付けは18日午前8時半から午後5時まで市民会館第一会議室で行われ、各候補・陣営が一週間の運動に突入する。

 告示前日の17日を基準とした市内選挙人名簿登録者数は男33,864人、女35,817人、計69,681人で、前回市議選より2,074人増えている。

(1999/ 4/17)

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