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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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ふるさとまつり、雨にたたられ2万2千人

 お盆恒例の「ふるさとまつり」(同実行委員会、柏崎商工会議所主催)が14・15日、旧本町4−7丁目の通りを歩行者天国にして開かれた。15日はまずまずの天候だったものの、14日があいにくの雨空にたたられたため、人出の方は両日で2万2000人(同会議所調べ)にとどまった。それでも両夜の通りには、そぞろ歩きの人たちが繰り出し、お盆ならではのひと時を楽しんだ。

 ふるさとまつりは、お盆の帰省客や海水浴客などから真夏の柏崎で、情緒豊かなひと時を楽しんでもらおうと始まり、今年で19回目。アーケードポールをはじめ、東本町まちづくり事業の工事真っ最中の関係で設けられた仮設の展示台、イベントギャラリーなどに、合わせて220点以上の絵あんどんが飾られ、各商店街が趣向を凝らしたイベントを繰り広げた。

 両夜とも夕暮れから絵あんどんに明かりがともり、風情を増すころになると、通りをそぞろ歩きの人たちが足を止めて、じっくり──。俳優の森光子や高橋長英、歌手の三波春夫、吉幾三、落語家の春風亭柳昇、三遊亭金馬ら市内・外の著名人、腕自慢の力作に見入り、チャリティー入札に記入する光景があちこちで見られた。

 一方、各商店街ではアーケードの下や、晴れ間を縫ったりしながら、ジャンボパチンコ、玉入れゲームなどにちびっ子たちが列を作り、ビアガーデン、盆コンサート、日本海太鼓の演奏などでも楽しませた。また、身近なコレクターの協力で、絵馬やチョロQ、土鈴などのミニ博物館も初めてお目見えして、関心を集めていた。

(1999/ 8/17)

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