PHOTOニュース

見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

>>過去記事一覧
市が来春稼働目指し、戸籍の電算化作業

 市は今年度から2カ年継続で、戸籍の電算化作業などを進めている。紙で保存されている現在の戸籍をコンピューターに移し、事務改善と行政サービスの向上を図ることが狙いだ。新しい戸籍のシステムは来年3月からの稼働を目指す。

 戸籍事務はこれまで制度発足以来、紙にタイプライターで打ち込みが行われていた。1994年の戸籍法の改正に伴い、コンピューター処理ができるようになったことから、本市でも電算化に踏み切る。

 コンピューターで保存・処理することにより、戸籍の作成や内容の確認が早く、正確に行える。また、証明書を発行するまでの時間も短縮される。さらに、戸籍情報を磁気データとして保管するため、火災など災害に強い管理体制が期待できるとしている。 

 初年度の今年は、現在の戸籍などをマイクロフィルムにおさめ、それをもとに更新データに配慮しながら、電算化作業を進めている。対象件数は約4万件。併せて、戸籍に登録している人がどこに住所があるのかなどを把握するための附票も電算化する。こうした一連の作業によって、戸籍、附票、住民票の一元管理が可能になる。

 ただ、戸籍の氏名の文字゛は「常用漢字・人名用漢字及び漢和辞典に載っているもの」に限られ、現在戸籍に使用している文字で書きぐせや漢和辞典にない文字は正しい文字に直して記載されるという。氏名の文字を変更する必要のある人は来年2月中に個別に周知することになっており、詳しい問い合わせは担当の市民課戸籍記載係(電話 21-2436 または 21-2438)へ。

 

(2001/ 8/13)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。