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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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ボランティアに関する俳句で内閣総理大臣賞

 「車いす おして一緒に ぼんおどり」。市立北鯖石小六年・矢島愛さんの作った俳句が内閣府主催の「ボランティアに関する絵画、俳句コンテスト」の小学生俳句の部で内閣総理大臣賞に選ばれた。小学生では全国ただ1人。表彰式はこのほど東京・霞ヶ関ビルで行われ、父親の栄さん(39)と出席した。

 このコンテストは、国連が今年を「ボランティア国際年」に制定したことを受け、内閣府がボランティア活動の普及や促進を目的に、全国の小・中学生、高校生を対象に行われた。

 応募は俳句18,481句、絵画1,554作品で、両部門から内閣総理大臣賞に小学生、中学生、高校生の各1点、経済財政政策担当大臣賞6点、内閣府国民生活局長賞9点が選ばれた。

 矢島さんは市内の特養・むつみ荘の盆踊りを楽しみにしていたが、地域の行事と重なり友達から盆踊りの様子を聞き、車いすを押してもらい盆踊りの輪の中で喜んでいるおばあさんたちの顔が浮かんだ。俳句には「自分も車いすを押してあげたかった」という気持ちを表した。矢島さんは家族とともに受賞を喜び、「施設で入浴の手伝いをしてみたい」と笑顔で話した。

(2001/10/20)

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