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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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柏工2年生が就労体験報告会

 柏工(小林征四郎校長、生徒数580人)は17日、機械科、電気科、工業化学科の2年生113人が地元製造業を中心とした42事業所で行った就業体験の報告会を体育館で開いた。企業、市、商工会議所などでつくる推進地域協議会や受け入れ企業、保護者など約50人も参加した。

 就業体験は生徒が生産現場に学び、学習や職業選択に役立てようという実習。同校は昨年から機械科1学級で始め、今年は3科に広げた。受け入れ企業も倍増し、業種も広がった。生徒は先月下旬の3日間、就業規則に従って出社し、現場作業を行った。

 報告会では生徒の司会・進行に従い、各科代表の男女9人がスクリーンの実習風景などをバックに作業内容を紹介した。学校の実習とは違った緊張感を味わい、「働くことの難しさ、会社のルール、責任が分かった」「チャレンジ精神を学んだ」などと感想を述べた。生徒のアンケートでは79.6%が進路を考えるうえで役立ったとし、83.0%が就業体験をして良かったと答えた。

 受け入れ企業を代表し、酒井鉄工所の酒井好道社長は講評で人間関係の大切さを訴え、「学習は量的な知識。社会で使うのはそれを応用した知恵だ。進路に役立て、ものの見方を磨いてほしい」と激励した。また、発表を楽しみに来たという1年生の母親は「生徒はいい体験をしたようだ。来年はぜひ学年全体でやってほしい」と話していた。

(2001/11/17)

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