PHOTOニュース

水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

>>過去記事一覧
市長、エスト跡地取得に前向き

 西川市長は4日、年頭の記者会見を市役所で行い、市内宝町の小松エスト柏崎工場跡地の活用方法の見通しなどを述べた。エスト跡地をめぐっては、利用候補の1つとして、昨年暮れまでに市立枇杷島小(市内関町)の移転・改築が挙げられている。市長は同跡地の残りの用地と旧西川鉄工所跡地の活用方法を含めながら、構想の積み上げを図っていきたいとの意向を示した。

 会見で市長は「市がエスト跡地を公共用地として将来的に活用できないか今春まで真剣に考えたいということで、コマツ側から了解してもらっている」と説明した上で、利用候補の1つとして、校舎老朽化などのため地元から早期実現が求められている枇杷島小の移転・改築の検討を教育委員会に指示しているとした。

 また、市長は「校区関係者に話を投げ掛けており、地元の結論はまだ聞いていないが、基本的にはいい話で、今の所に改築するよりは校地面積といい、位置といい望ましいのではないかというのが意向のようだ。年が改まり、地元の総意として返事があるものと思う」と述べた。

 エスト跡地は約6万平方メートル。これに対し、小学校用地は2万―2万5,000平方メートルが必要とされる。このため、残りの用地について市長は「3月までに完全な形で計画がまとまるかどうかは予断を許さないが、西川跡地の活用方法を含めたりしながら、こういう構想もあるというような何か形らしき所まで積み上げていきたい。私としては取得に向け、前向きな気持ちで積極的に考えたい」と述べた。

(2002/ 1/ 5)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。