PHOTOニュース

水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

>>過去記事一覧
産大人文学部10周年で各国語の詩朗読

 市内軽井川、新潟産業大学は10日、人文学部創設10周年記念で詩の朗読会とシンポジウム「ことばのひびき」を柏崎エネルギーホールで開き、満員の聴衆が各国語の響きやリズムを楽しんだ。

 新潟産大は1988年、4年制に改組転換して開学し、94年、環日本海諸国との交流、人材育成を目指し人文学部を設けた。人文はこれまで800人余りの卒業生を送り出している。広川俊男学部長は「このようなイベントに取り組むことで新しい出発としたい」と感謝と支援を呼び掛けた。

 第1部の詩の朗読は英語、ロシア語、スペイン語などの作品を教員八人が和訳と説明を加えながら原文で朗読した。日本語の古典では「激しい怒りを美しく表現」、フランス語では「現代詩の幕開けとなった詩人」、コリア語では「韓国で最も親しまれている詩人の1人」などと作品、作者を解説。中国語では#$秀娟教授が唐代の代表的な3首を朗読と歌で紹介し、聴衆に感銘を与えた。

 第2部のシンポジウムでは教員五人が社会学、美術史、文学など専門分野から言葉 の役割について考えた。

(2004/ 1/13)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。