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クラシックと創作バレエが寺院で共演

 ドイツの世界的なオーケストラ、バンベルク交響楽団のメンバーでつくる弦楽4重奏団が1日、市内大久保2の勝願寺(大藤赴麿住職)でチャリティー演奏会を行い、本堂を埋めた約280人の聴衆を魅了した。

 同交響楽団は2度目の来日で、東京公演などを行った。世界遺産の古都バンベルク市は長岡市と友好都市交流を結ぶ。柏崎出身で長岡在住の国際的な創作バレエダンサー、メグミ・大場さんが中心メンバーであることから、2000年秋、4重奏団が初めて同寺で公演を行った。今回も難民救済活動の一環として行い、イラン大地震の被災地支援の寄付を募った。

 本堂でろうそくの明かりが揺れる中、4重奏団はハイドン、バッハ、ビバルディからドイツの歌曲まで11曲を演奏。老若男女の聴衆は世界的な奏者が目の前で奏でる美しい音色に耳を傾けた。長岡出身のフルート奏者・堀井恵さんが通訳を務め、ソロ、共演で3曲を披露した。メグミさんは日本的でエキゾチックな創作バレエを弦楽とジョイントで演じた。

 柏崎は2度目のチェロ奏者、カールハインツ・ブッシュさんは「ご住職や皆さまにとてもよくしていただき、幸せだ。日本のすべてが好きになった」と話し、メンバーは聴衆の熱い拍手に笑顔でこたえていた。

(2004/ 3/ 2)

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