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水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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潮風公園で「小さな森」目指し植樹

 柏崎植物研究グループ(相沢陽一会長、会員数約50人)が27日、潮風公園で、海岸に育つ樹木の苗木百本を植えた。同グループが小さな森づくり活動として取り組んだもので、参加者は春の日差しを浴びながら、ていねいに植え込んだ。

 植えたのは、常緑広葉樹のタブノキ80本、シイ20本でいずれも高さ約60センチの苗木。これらはかつて、柏崎の海岸地域に自生していた樹木だが、今ではタブノキは笠島、米山に、シイは石地などに見られるだけとなった。このため、同グループは同公園の松がなくなった場所などを利用して、海岸特有の樹木による小さな森をつ くろうと計画した。

 親子で参加した市内栄町、吉田美保子さん(30は「こうした植樹はめったにない機会。参加してよかった。子供たちとともに、樹木がすくすく育ってほしい」と願い、柏崎小2年の多絵さんは「早く大きくなるといいね」、もうすぐ新1年生になる輝君は「楽しかった。根も張って伸びてほしい」と笑顔で話した。

 相沢会長は「子供たちが喜んで植樹に参加してくれてよかった。大きくなるころには、立派な林になってくれることだろう。小さな林が出来ることで、変化に富んだ公園になるだろう」と期待を寄せた。

(2004/ 3/29)

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