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水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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里山に春告げるカタクリが満開

 西山町の別山地区で、里山に春を告げるカタクリの花が早くも最盛期を迎えた。

 カタクリは薄紫色のかれんな花で、先のとがった花びらを上向きに反転させて開く。今年は雪消えが早く、別山地区の高内山では3月下旬から咲き始め、頂上の城跡など盛りを過ぎた場所もある。

 地元では地域づくりの一環として登山道整備、草刈り、植樹、ベンチ増設などに取り組んできた。里山整備とともにカタクリの群生地も広がり、山ろくではツバキの群生、城跡からは日本海の眺望が楽しめる。

 地元カタクリ保存会長で別山コミュニティセンター事務局の長谷川勇さん(62)は新しく生まれた群生を指し、「カタクリの種は30年も地中で時を待つ。間伐をすると、待っていたかのように咲き始める」と目を細めていた。

(2004/ 4/ 7)

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