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水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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門出和紙の30周年展

 高柳町門出、「越後門出和紙」の小林康生さん(50)が建設を進めていた「高志(こし)の生紙(きがみ)工房」がまもなく完成する。小林さんが家業の和紙生産に本格的に取り組んで30。21日から25日まで「高志の生紙工房完成記念と小林康生30周年展」が同工房など町内5会場で開かれる。期間中の24日には柳橋眞・市立金沢美術工芸大学教授と小林さんによる講演もある。

 高志の生紙工房は、自宅に隣接した門出和紙工房から鯖石川ダム方向に約100メートル行った所。木造2階建て、延べ約340平方メートル。地元の木材を地元の大工がボルトなどを使わずに木組みし、ふすまや壁紙も小林さんと親交のある著名な表具師が生紙を張るなど、多くの人の思い入れが詰まった建物だ。門出和紙工房が生産現場であるのに対して、生紙工房は、ギャラリー・研究所も兼ねた作業施設で、和紙の使い手との接点の場にしたいという。

(2004/ 4/14)

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