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スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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はいかい高齢者発見をGPSで支援

 市は今年度、はいかい高齢者家族支援サービス事業を新規にスタートさせた。痴ほう性高齢者がはいかいし、行方不明になった場合に、位置情報システムを活用して早期発見を目指すもので、これにより家族が安心して介護できる環境を整備する。

 この事業は、痴ほう性高齢者がはいかいし、行方不明になった場合、人工衛星の電波で位置を検出するGPS(地球測位システム)の端末で居場所を特定する。専用端末を、はいかいの見られる痴ほう性高齢者を介護している家族に貸し、高齢者の身につけてもらう。実施に当たって、民間の警備保障会社に業務を委託した。

 専用の端末は縦8センチ、横4センチで、重さは55グラム。卵1個分くらいの軽さだ。利用者負担は、補助金制度の導入で月1,000円。市内ではこれまで、痴ほう性高齢者の捜索には防災無線が利用され、2002年度は7件、03年度は9件の呼び出しがあった。市ではこの事業の導入により、高齢者の事故防止と家族の捜索の負担軽減を図りたいとしている。

(2004/ 5/ 7)

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