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大漁旗が風になびく浜辺で開かれた「イワシまつり」。久しぶりの「網外 し」でピチピチした魚に歓声が上がった=12日、荒浜漁港 (2024/05/13)


 記者会見でパリ五輪への意気込みを語った棚村選手(左から2人目)と稲場選手(同3人目)。左は代表コーチで同行する筈井さん=10日、市内西本町3の「まちから」 (2024/05/11)


水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)

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絶景の高台に市の花ヤマユリ

 市内小島地内、米山や市街地、日本海の素晴らしい眺めが広がる高台でいま、市の花・ヤマユリがたくさん咲き誇っている。見ごろは8月5日ごろまで。

 ここは通称「いぼ山」と呼ばれる小島集落の共有地。林道入小島線の最も高い所で、標高は約160メートル。西側に大きく視界が開け、天気の良い日には妙高山、苗場山、佐渡島、福島県境の山々まで見渡せる。かつてはジャガイモ、ダイコン、スイカ畑として利用され、地域の人たちが水や肥料を担いで登り、育てていた場所だ。社会情勢の変化から、やぶ地になってしまっていた。

 1990年、「景色の良いこの地に、再び地域の人たちが集まれるようになれば」との願いを込め、小島集落の入小島地区の有志「末広会」が中心になり、林道の800メートル区間に約160本のソメイヨシノとヤエザクラを植えた。5年前からは斜面の草を刈り、アジサイの苗を植え始めた。その数は約1,200株。山に人の手が入り始めると、自然に、市の花・ヤマユリが咲き始め、どんどんと増えていった。今ではアジサイに負けないくらいに数も増え、7月前半はアジサイが美しく、後半はヤマユリが独特の香りを放つ。

(2004/ 7/30)

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