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市下水道の水処理施設を増設中

 「下水道 青い地球の 交通網」をキャッチフレーズに、9月10日は下水道の日。市では市内安政町にある公共下水道の終末処理施設・自然環境浄化センターで水処理施設3系列目の増設工事を進めている。完成は来年春。

 自然環境浄化センターは、流入した汚水を汚泥と水に分離し、汚泥は脱水・減量して衛生上安全・安定した状態にする。水は好気性微生物の力を借り、水中に混合している汚泥を分解し、減菌消毒して再放流する。水処理施設は沈砂・汚泥の沈殿から、微生物による処理、消毒まで一連の作業を行う施設だ。

 市の公共下水道は1981年6月の供用開始。管理棟や監視汚泥棟など建物本体は最終全体計画に基づいて建設されたが、内部の処理機械などは汚水の流入量に合わせて段階的に整備している。水処理施設は、供用開始時に1系列(日処理能力1万2,800立方メートル)を整備。さらに89年に2系列目(処理能力同)を増設してきた。

 現在の日平均汚泥流入量は約2万2,000立方メートルで、2系列でほぼ限界に近づいている。今後、5期事業の供用開始地域で各家庭との接続が進むと同時に、6期の整備工事も行っていることから、流入量の増大を予想して3系列目増設に踏み切った。処理能力は1日あたり1万5,100立方メートル。事業費22億4,000万円。2000年度に設計、01年度から土木・建築工事、03年から機械・電気工事に入り、現在は機械の据え付けが日本下水道事業団によって進められている。

(2004/ 9/10)

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