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水辺で咲き始めたカキツバタ。見頃は来週半ばごろになりそうだ=10日午 前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/10)


スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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玉井さんが「日本キルト大賞」入選

 市内四谷3の主婦で、日本手芸普及協会会員・玉井弘子さん(48)のキルト作品「母へ」がこのほど、「東京国際キルトフェスティバル―布と針と糸の祭典2005―」コンテスト(同実行委員会主催)の「日本キルト大賞」に入選した。亡くなった母への思いを込め、3年がかりで取り組んだ労作。来年1月、東京ドームで開かれる同フェスティバルに出品される。

 キルトは大小さまざまの布をはぎ合わせ、飾りや模様を表現した作品。同コンテストはキルト作家の発掘と育成を目指し、国内最大規模。プロ、アマ、国籍を問わずに応募でき、入選は難関といわれる。玉井さんはトラディショナルキルト部門に応募した。一次の書類審査を経て、二次には実物を送り、審査の結果、入選が決まった。

 作品の「母へ」は、玉井さんのキルト作りの良き理解者だった母が急逝し、何かに夢中になることで心の動揺を抑えたいと取り組んだ。自分で下絵を描き、中心の六角形には星になった母のイメージを、周囲はクレイジーキルトで心の動揺を表した。縦横とも2メートルのタペストリー。グレーの濃淡の布を使い、根気よく一針一針縫い上げた。

(2004/12/ 8)

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