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市が小松跡地開発先行の方針

 市議会6月定例会は12日から一般質問が始まった。初日午前の質問で高橋新一氏(社会クラブ)がJR柏崎駅周辺市街地活性化の問題をただしたのに対し、会田市長は駅裏の旧小松エスト跡地について、駅前地区に先行して民間主体で開発する考えを表明した。開発提案公募から土地売却までの手続きを今年度中か2008年度初めまでに終わらせて事業着手に持っていきたいというスケジュールも示した。

 会田市長は、(1)新市民会館をはじめ公共公益施設は駅前に集積させることがコンパクトシティーの概念につながる(2)旧日石加工柏崎工場跡地の土壌改良に今後まだ2、3年を要するため、これを待っていては小松跡地がさらに更地のままになる――として、同跡地の先行開発方針を明らかにした。

 開発に当たっては「中心市街地の機能の考え方を基本に、既存の商業に大きな影響を及ぼさない配慮もしながら、民間事業者の自由な発想によるいろいろな提案の中から、最も柏崎のまちづくりにふさわしい案を持ちたい」とし、必ずしも商業にこだわらない姿勢も見せた。

(2007/ 6/12)

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