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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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二中で若手狂言師によるワークショップ

 二中(高野秀樹校長、生徒数216人)で27日、若手狂言師によるワークショップ「大声で笑おう」が行われた。生徒たちは狂言の基礎知識を学び、実際に演技体験を通して、古典芸能の楽しさにふれた。

 ワークショップは、同校PTAの学習委員(入沢春信委員長)が生徒たちから日本古来の芸能に接してもらいたいと企画した。「万作の会」の演者としてテレビや舞台で活躍し、柏崎市内でも狂言教室の講師を務める高野和憲さんと、深田博治さんを講師に迎えた。

 2人は最初に「能、狂言の能楽は世界の文化遺産の第1号。狂言は庶民の笑いの原点。舞台セット、音響、照明もなく、役者のせりふが重要。想像の芸能ともいわれる」などと説明。狂言の一つで、ある男が今でいう盆栽をほしがり、知人に頼むのだが譲ってくれないという物語の「盆山(ぼんさん)」をこっけいに演じて見せ、ワークショップに入った。

 生徒たちはおなじみのせりふ回しの「この辺りの者でござる」から、すり足や構え、ノコギリで切る音などの擬音までに挑戦した。最初は恥ずかしそうだったものの、次第に大きな声が体育館に響いた。

(2007/ 6/28)

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