PHOTOニュース

見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

>>過去記事一覧
えんま通り商店街、黙とうささげ復興誓う

 市内の旧本町7丁目の「えんま通り商店街」では16日、笑福市(東本町2丁目振興会、えんま通り有志&ボランティア主催)が開かれた。地震発生の午前10時13分に犠牲者への黙とうをささげ、復興を改めて誓い合った。

 笑福市は、多くの店舗が被災する中で、自らも化粧品と衣料品の店舗が全壊した中村まち子さん(57)が呼び掛け、えんま通りに笑顔と活気を取り戻し、にぎわいのある商店街づくりを目指した。商店の経営者有志、市内外からのボランティアが大勢集まり、開催にこぎつけた。

 秋の日差しの中で、地震の犠牲者への献花、黙とうがささげられ、灯ろうに火がともされた。続いて、市民グループによるオカリナ演奏が響き、笑福市の幕を開けた。赤飯、おにぎり、えんまコロッケなど無料のランチバイキングは、震災直後に町内が力を寄せ合い、えんま堂脇駐車場で自主的に開設した避難所の炊き出しを思わせた。

 振興会の中村康夫理事長(47)は開催に当たって、「地震以来、町内をはじめ、多くの皆さんがいろいろな意味でまちづくりを考えてきた。心を一つにして、えんま通り商店街を盛り上げ、市民の皆さまからも声援をもらい、温かく見守っていただきながら、何とか元のように、それ以上に活気のあるまちにできたらいい」と述べた。

(2007/10/16)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。