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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


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サウジアラビアが義援金100万ドル

 サウジアラビア王国のファイサル・ハサン・トゥラード駐日大使が4日、中越沖地震の被災地視察で柏崎市を訪れた。これに先立ち、県庁で大使は泉田知事、会田市長、品田刈羽村長らと面談し、県に義援金100万ドル(約1億1000万円)を贈った。

 大使は、柏崎がかつて石油産業の発祥地だったことを知っていたが、訪問は初めて。市役所では会田市長に「温かい出迎えに感謝している。新潟の方にお目に掛かり、うれしい。被災された皆さんが安全に幸せな人生を過ごせることを願ってやまない」と述べた。市長は「心強い励ましをかてに、一日も早い復興を果たしたい」と感謝した。

 この冬初めての里の雪に、大使は「サウジアラビアでは雪と雨は幸運のしるし。雪の白さは心の白さ、友好のしるしにもたとえたい」と話すと、市長は「では、私たちはこれから毎日幸せな日が続くことを願う」と応じた。

 大使は若山副市長の案内で被災した市内東本町のえんま通り商店街、山本団地を視察。えんま通りでは多くの店が再建を目指し頑張っていると聞き、「そういうところにこの義援金を役立てほしい」と述べた。また、駅前ふれあい広場の仮設住宅では「何世帯あるのか」と質問し、「早く新しい生活ができるよう願っている」と述べた。

(2007/12/ 5)

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