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市議会議場を緊急に耐震補強へ

 市は9日、市役所本庁舎5階にある市議会議場の耐震補強工事を緊急に行うことを議会運営委員会に説明した。3月末にまとまった耐震診断調査の最終結果により、天井が強度不足で危険と判明したもので、議場は使用・立ち入り禁止となった。今月中か大型連休明けには詳細調査・設計を含めた補強工事の作業に入る。

 市役所庁舎はすでに、耐震診断の中間報告で「震度6以上の揺れに襲われると倒壊の可能性あり」という指摘がされ、鉄筋コンクリートの建物全体について今年度の耐震補強施工が決まっている。最終結果はおおむね中間報告と同じ内容だったが、議場は天井が鉄骨構造のため、震度6以上の地震で落下が懸念されるなど、想定以上に深刻な状況であることが新たに分かった。

 これを受けて市は、建物全体に先行して議場の補強を行うことを決定。鉄骨筋交いを追加する工事を計画し、概算で約3000万円の事業費を見込む。全体の補強費として5億4955万円を一般会計当初予算に計上しており、その中から充てたい方針だ。

 工事終了まで5カ月程度かかると見られ、6月・9月の定例会は議場を使えない。6月はソフィアセンター展示ホールの利用を検討。9月は改めて市施設の中で考える。

(2008/ 4/ 9)

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