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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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07年度のまちかどオアシス利用3573人

 市が、市内東本町1のフォンジェ地下で開設している「まちかどオアシス『こころ』」の2007年度の利用状況がまとまった。来所者数は延べ3573人を数え、うち延べ436人が相談を受けるなど、市民の心のよりどころとして大きな役割を果たしていることが分かった。

 「オアシス『こころ』」は05年5月、市の「こころの健康づくり」事業の一環として開設された。ストレス社会を反映し、06年度の統計では、本県の自殺死亡率は全国7位。市策定の「健康みらい21」でも青壮年の自殺予防が課題となる中で、心身の健康に不安や心配のある人たちの早期発見、早期ケアを目指してきた。

 相談は市内の精神保健医療機関の精神保健福祉士の協力を得ながら、市保健師・看護師・精神保健福祉士らが応じる。人と話をすることで、ホッと一息つける場として利用してもらい、サロン的な雰囲気を醸し出している。

 07年度のまとめでは、1日平均の来所者は14.8人。来所者全体のうち、青壮年が約47%、高齢者が約37%の割合だ。月別では、中越沖地震から1、2カ月は100人台だったが、9月以降は毎月増加し、今年3月は398人と最多。1日平均の相談は1.8人。相談内容は統合失調症、うつ状態、ストレス、生活支援、老人精神保健など。相談の約72%が精神保健に関するもので、うつ病、ストレスが合計100件以上あった。

(2008/ 6/12)

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