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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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近藤リコー社長がふるさとで講演

 柏崎出身でリコー社長の近藤史朗さん(58)の講演会「ふるさと柏崎と世界」(新潟産大主催)が18日、産文会館文化ホールで開かれ、中越沖地震で被災したふるさとにエールを送った。

 近藤社長は西山町出身。柏高20回卒。新潟大工学部を卒業し、リコー入社。ファクス、複写機の開発、デジタル機への転換期をリードし、多機能化、カラー化、ネットワーク化を推進した。2007年から代表取締役社長。

 講演ではリコーの沿革で、同社とリケンの母体である理化学興業などを率いた理化学研究所第3代所長・大河内正敏博士と柏崎の縁などに触れ、「博士が常宿とした柏崎駅前の岩戸屋旅館で私は結婚式を挙げた。リコーの社長になったのも不思議な縁」と述べた。少年期からの写真をステージに投影してふるさとの思い出を語り、学生時代から趣味の登山を商品開発やチームの仕事になぞらえ、コミュニケーションの大切さを訴えた。

 農耕社会である日本企業は技術を育て、未来に投資するとして欧米の企業哲学との違いを述べ、意思、志、柔軟さ、謙虚さを呼び掛けた。

(2008/ 7/19)

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