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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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被災の山本団地で暗きょ工事進む

 中越沖地震で現在も24世帯・58人に避難勧告が出ている市内山本団地で、「大規模盛土造成地滑動崩落防止事業」により、地下水位を下げるための暗きょ排水工事が進められている。

 山本団地は1971年に造成された住宅団地。北西側に約70メートルの小高い砂丘があり、ここから階段状に住宅が並んでいる。砂地盤で地下水位が高く、中越沖地震では液状化現象が起こり、地盤が地滑り・移動。宅地や建物、道路などに大きな被害が発生した。市が地震直後に調査した地下水位は団地の東側で地表から44センチとかなり高い位置にあった。

 市では滑動防止に地下水位を下げる必要があるとして、国の大規模盛土造成地滑動崩落防止事業を導入。この事業は、阪神大震災を契機に、大規模な谷埋め盛土造成地などで被害発生前に滑動崩落防止対策工事を実施する市町村や組合に対して、工事費用の一部を支援するもので、特例として被災後に認められた。

(2008/ 8/13)

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