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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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めぐみさん拉致31年で集会

 新潟市で中学1年生だった横田めぐみさん(失跡当時13歳)が北朝鮮に拉致されてから31年になる15日、新潟市で「忘れるな拉致11・15県民集会」(県など主催)が開かれ、めぐみさんの父滋さん(76)、母早紀江さん(72)らが「命のある限り、やり尽くしたと思えるまで頑張りたい」と救出に支援を呼び掛けた。

 集会には約450人が集まり、柏崎市の若山副市長、佐渡市の高野宏一郎市長も出席した。滋さんは事件発生からの経過をたどり、「北朝鮮は再調査について何ら着手の様子がない。『同胞を救え』という世論があれば、政府はその声を背景に救出に動かざるを得ない」と訴えた。

 早紀江さんは「31年もたって、まだ助けてあげられない」と期待と失望を繰り返した道のりを振り返り、「『メリットがないから再調査をやめる』などと北朝鮮に言わせていいのか。もし自分の子どもが拉致されたらと、政府は父親の気持ちで怒ってほしい。大切に育てた命をさらって踏みつぶす国がそこにある」と声を振り絞った。

(2008/11/17)

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