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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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柏崎刈羽原発7号機が発電開始

 東京電力は19日夜、起動試験中の柏崎刈羽原発7号機で発電と首都圏への送電を開始した。中越沖地震による被災で全号機停止が続いてきた同原発の発電再開は初めてで、1年10カ月ぶり。中央制御室で操作に立ち会った高橋明男所長は「1つの大きな節目を迎えることができた。発電所本来の目的の第1歩であり、引き続き試験を安全、慎重に進めていきたい」と述べた。当面は定格出力135万6000キロワットの約20%に相当する約27万キロワットで運転。所内で使う電力を除いた約18万キロワットを送電する。首都圏約5万世帯分だ。

 7号機は今月9日に原子炉を起動。15日には発電を始める予定だったが、給水ポンプの流量調節弁で表示システムのトラブルがあり、スケジュールが遅れた。19日は午後3時半からタービンを動かし始め、振動などに問題がないことを改めて確認。7時前、中央制御室で大沢圭司・第2運転管理部長が「いよいよ発電所として体裁が整うことになった。安全最優先で発電をしていくことがわれわれの使命だ」とあいさつし、発電機と送電系統を接続する「仮並列」の操作を当直長に指示。6時59分、運転員が操作を行い、それまでゼロだった発電出力の電光表示の数字が上がり始めた。

(2009/ 5/20)

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