PHOTOニュース

見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

>>過去記事一覧
農協会長もマガモで除草

 市内岩上、柏崎農協の経営管理委員会会長を務める今井長司さん(59)の水田に23日、田の草を食べるマガモ10羽が放たれた。農協が若手農業者に奨励している高付加価値米生産に向けた試験栽培で、会長と営農担当常務理事自らがマガモを利用した農法に取り組むことになった。

 農協では「売れる米づくり戦略」として、消費者などの要望に応える多様な品ぞろえを目指す。全国で今、値段はかなり高いものの、高付加価値米、「こだわり米」とされる無農薬によるJAS法認定有機栽培米の購入希望が少しずつ増えており、農協でも若い農業者に栽培を働きかけている。

 8アールの水田でマガモによって除草剤使用をゼロにする今井会長は「昨年秋、門出小の児童が東京でアイガモ農法をアピールしている様子を見て、大変感動した。『自分でもやってみよう』という気持ちを後押しされた」と話し、カモに「がんばって」と声をかけながら水田に放った。ここは小学生の通学路にも面しており、「児童からも食の安全に関心を持ってもらえたら」と期待する。

(2009/ 5/27)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。