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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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総合高が国際評価の生産者招きジャム作り

 特色ある教育を目指す県の「オンリーワンスクール推進事業」の指定を受けた柏崎総合高(室岡政幸校長)で23日、国際品評会で高く評価されたジャムを生み出している生産者を招き、ジャム作りの実習が行われた。

 同校は本年度、大学・企業との連携、体験活動の充実の2本柱で特色ある教育活動に取り組む。本県特産のイチゴ「越後姫」を使った高級感のあるジャム開発のほか、保育用おもちゃの製作と活用、童話ビデオと効果音の制作を年間計画で行う。

 ジャムの講師は上越市吉川区「みなもと農場」の沖田房子さん(43)。沖田さんは無添加、有機栽培、手作りで世界的な品質のジャムを生み出している。ブルーベリーは国際食品品評会・モンドセレクションで08年まで3年連続金賞、イチゴは07年最高金賞、南高梅は08年金賞。高校で指導するのは初めてだ。

 この日はアグリ・フード系列で食品製造専攻の3年生20人が班ごとに各600グラムのイチゴのへたを取り、煮詰め具合、糖度を確認しながら加熱、濃縮。びんに詰め、殺菌した。通常は変色防止で加えるビタミンCの代わりにレモン果汁を使い、添加物なしにした。今後はPR、ジャムの活用法、販売などで他教科との連携を通じ、総合学科ならではの総合力の育成を目指す。

(2009/ 6/25)

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