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北鯖石で「もしもボックス」を世帯に

 北鯖石コミュニティ振興協議会(中沢勉会長)が「もしも……」の時の住民の安全・安心を守ろうと、救急医療情報「もしもボックス」の製作を進めている。昨年、中越沖地震から1年目に実施した町内合同防災訓練後に出された提案が実を結ぶもので、地区内全世帯に配る。

 「もしもボックス」は、「もしものときの おたすけボックス」の略。記載シートに家族全員の氏名、携帯番号、健康保険証番号、持病・服薬や病歴・通院歴のほか、緊急連絡先、身内が近くにいない人は地域支援者の氏名、連絡先などを書いてもらい、ボックスの中に入れておく仕組み。

 昨年7月16日の防災訓練後の話し合いで、「自宅で具合が悪くなるなど、もしも何かあった時、救急の連絡方法などが心配。どうしたらよいか」などの声が出された。コミセンで知恵を絞り、ボックスの誕生に至った。プラスチック製の箱は幅約19センチ、高さ6センチ、奥行き6センチ。蛍光色の赤色の地、黄色などを使った文字がよく目立つ。

 箱の裏側にはマグネットが付いており、冷蔵庫のドアの外側に簡単に取り付けられる。地区内約800世帯分に向け、東中(岡嶋祥栄校長)生徒15人が2日、地域貢献活動で箱に専用のシールを張る作業に取り組む。

(2009/ 7/ 1)

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