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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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ラオス留学生が念願の桃畑見学

 中越沖地震から2年目の出荷シーズンを迎えた刈羽村正明寺の桃畑に18日、ラオスの女子留学生が収穫体験に訪れた。地震に負けず実をつけた桃の木を見たいと、来年春の帰国を前に念願の見学を果たした。

 この留学生は一橋大大学院生のスィトプラサイ・ペンパイワァンさん(24)。新潟出身の大学時代の友人で都内の会社員・小林かおりさん(24)が、祖母ソノさん(83)の住む刈羽村を案内した。ソノさんの亡くなった夫は桃栽培の組合長を30年以上務め、生産振興に尽くした。地震で落果などの被害はあったが、桃の木は変わらず実をつけている。スィトプラサイさんは、かおりさんからもらった砂丘桃に魅せられ、前から桃の木を見たいと思っていた。

 出荷期を迎えた桃畑では反射マットを敷いて日照を確保し、今年は早稲品種にも2重袋をかけた。生産者の協力で、スィトプラサイさんは色づいた大玉をもぎ取り、歓声を上げた。

(2009/ 7/21)

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