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本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


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刈羽村議会が陽子線治療施設で質疑

 刈羽村の品田村長は9日、村議会9月定例会初日の一般質問で、村が誘致の可能性を探る陽子線がん治療施設について「専門家の意見を仰ぎながら国の指導も受け、慎重に進める」と述べた。

 陽子線治療は放射線治療の1つ。粒子線の一種である陽子線をがん細胞に照射する。治療施設は、村が2008年度、電源地域振興センターに策定を委託した「地域創造プロジェクト基本構想」で5つの中核事業の1つ。これを受けて09年度は今後の事業可能性、整備構想の検討に向け、基本計画の策定を進める。

 一般質問で松岡強氏は「誘致までに、がんの治療法は安価で有効な別の技術が進歩する。過大な投資が重荷にならないか」と懸念を示した。品田村長は「採算の合わない事業は進めない。大学や事業者と一緒に行政としてできることを行い、地域発展に取り組む」とし、「構想から計画、実施へと進もうとしている初期段階。大規模装置、先端技術が必要だが、見返りも大きい」と答えた。

(2009/ 9/10)

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