五つの市町村がいっしょになって生まれた十日町市は,「雪・自然・農が織りなす温もりと躍動のまち」という将来像をもっています。
十日町市は,雪国文化,信濃川や清津峡,棚田などのゆたかな自然を生かし,魚沼産コシヒカリに代表される米づくりや,
伝統あるきもの産業を中心に発展してきました。近年は,雪を生かした観光にも力を入れています。
冬になると「ホワイトミュージアムin十日町」というテーマで,次のようなさまざまなイベントが聞かれます。
なかでも,「十日町雪まつリ」は,日本ではじめての雪まっりとして有名です。雪のステージでは,
きものショーや音楽ライブが開催されてとても人気があリ,各地からも大ぜいの人たちが見物におとずれます。
このほかにも,さまざまな観光資源を生かして,多くの人たちをむかえ入れ,地域の発展のためにさまざまな取組が行われています。
恵まれた自然を生かしてっくられた当間高原リゾートは,スポーツのキャンプ地としても人気があリ,多くの人がおとずれます。
川西地域には,生活のよりど二ろとなる場所をつくろうという人々の願いをうけて中心部に「にぎわいの空間」がオープンしました。
中里地域の清津峡は,上信越高原国立公園の中にあり,めずらしい岩石の景観を見ることができます。
松代,松之山地域には,美しい里山がのこされています。特に棚田は人気があります。
大地の芸術祭の作品
イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」(写真:安斎重男)
また,2000(平成12)年からはじまった「大地の芸術祭」はとなりの津南町と協力しながら3年に一度聞かれています。
2012 (平成24)年は,世界44の国と地域から310組のアーティストが参加しました。