新潟県の森林の面積は,約8,600平方キロメートルで県の面積の3分の2にあたります。
全国で6番目の広さです。
森林には,人が植えて育てた人工林(スギなどの林)と,自然に育った天然林(ブナやナラなどの森)があります。
なえ
スギを育てるためには,苗を植え,下刈り,間伐などの平入れをしなければなりません。
新潟県の森林の5分の1は,人が育てたものです。村上市や阿賀町でさかんに育てられています。
植えた木はおおよそ50年以上たつと切り出されます。
森林の木は切り出されて,製材工場などで加工され,柱や板などの家をつくるための材料になったり,
紙や家具などをつくるために使われたりしています。
新潟県て切り出されたスギは「越後杉」と呼ばれています。
県内で使われる木材のうち約3分の1が県内産で,あとは外国や他の県のものです。