新潟県には,5本の高速道路と26本の国道があリ,県内や県外への交通に役立っています。
ほかに,県道や市町村道があリ,市町村の間をつなぎ,人々の生活のために使われています。
高速自動車道は,1978(昭和53)年にはじめて新潟市と長岡市の聞か開通しました。
今では下の表のように各地へ通じる高速道路が5本もあり,県内では合わせて44日くmの長さがあります。
これらの道路を使って,群馬県や東京都,富山県,長野県,福島県などの都市とつながリ,行き来が早くできるようになりました。
関越自動車道ができてから,新潟県と東京都を中心とした関東地方との結びっきが強くなりました。
新潟市から東京都まで,今では4時間ほどで行くことができます。
群馬県とのさかいにある関越トンネルは,長さが約11kmで,日本一です。1年間に,約620万台もの車が通ります。
北陸自動車道は,富山県や石川県を通り,さらに名神高速道路につなかって,京都市や大阪市などに通じています。
糸魚川市青海の親不知インターチェンジは,海上につくられています。国道8号は大雨になると通行止めになりますが,
北陸自動車道では安心して通ることができます。
磐越自動車道は,東蒲原郡を通って福島県に通じています。
日本海東北自動車道は村上市(朝日まほろばインターチェンジ)まで開通しています。
上信越自動車道は上越市から長野市や軽井沢町を通り,群馬県で関越自動車道とっながります。
こうして,高速道路の整備が進んだことにより,日本各地へ早く行けるようになりました。