MIFES/テキストエディタのgrep機能-2

使ってみよう!-1 複数ファイルから文字列を検索する

grep機能を実際にテキストエディタMIFES 10で実行してみましょう。

テキストエディタ MIFES 10のgrep機能は、エディタの機能なので、MIFES 10を起動して、メニューから実行することができますが、Windowsのフォルダアイコンを右クリックして表示されるメニューからも実行できます。

Windowsのエクスプローラーで検索対象のフォルダーを探して、即実行できるのでエディタの機能でありながら、ツール感もあります。

実行の手順は次のとおり。
試しにHTMLとCSSファイルが入ったフォルダーを作成し、その中のイメージタグ(<img src="・・・・・">)を検索してみました。
画面推移は以下のとおりです。

trygrep01.jpg
grep-グローバル検索の動作イメージ

使ってみよう-2 特定のレコードを抽出する

MIFES 10のgrep機能を利用して、該当行を取り出す=特定データの抽出ができます。

これは、MIFES 10は、grep結果の出力書式を変更できることによる活用方法です。

ここまででgrepの結果リストはファイル名とそのファイルの中の行番号、さらに行の内容を記述した「タグジャンプ書式」であることは説明してきましたが、MIFES 10の場合は、タグジャンプのための部分(ファイル名と行番号)を出力しないよう書式を指定できるのです。

以下は、あるアンケートのデータで、1レコードには4つの項目があり、4つ目の項目は自由記述のコメント欄になっています。
このデータの中からコメント欄に記載のあるレコードだけを取り出してみました。

実行の手順は次のとおりです。

trygrep11.jpg
grepでデータ抽出時の動作イメージ

このようにテキストエディタのgrep機能は、テキスト編集には欠かせない重要な機能の一つなのです。


添付ファイル: filetrygrep11.jpg 38件 [詳細] filetrygrep01.jpg 35件 [詳細]

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Last-modified: 2022-06-04 (土) 11:48:28 by pukiwiki 1.5.4