置換・変換編 #1 変換機能-文書整形
たとえば、半角カタカナで入力されている特定の文字列を全角カタカナに書き換えたいような場合は、【置換】機能で変換することができます。
しかし、文字列を特定できず、ファイル内にある「半角カタカナ文字を、全角カタカナ文字に書き換えたい」場合は、【置換】機能では行えません。そのような場合には、【文書整形】機能の中の、文字種の変換機能を利用してください。
【ツール】 -【文書整形】の中に次のような変換機能が含まれています。
半角文字→全角文字
全角文字→半角文字
半角カタカナ→全角カタカナ
全角カタカナ→半角カタカナ
全角ひらがな→全角カタカナ
全角カタカナ→全角ひらがな
半角小文字(a~z)→半角大文字(A~Z)
【文書整形】内の各文字種の変換機能では、変換前の文字 (旧文字列)や変換後の文字(新文字列)を入力することなく変換ができます。
また、【文書整形ダイアログ】から実行すると、変換する範囲や変換確認のあり/なしも指定することができます。
&ref(): File not found: "r01_2a.gif" at page "MIFES/置換・変換編 / 変換機能-文書整形";
範囲選択中には、右クリックメニューからダイアログボックスを表示せずに実行することができます。
※ダイアログからしか実行できない機能もあります。
【文書整形】機能には変換機能の他に、画面の折り返し位置(表示行末)に改行文字を挿入したり、タブ文字(コード)を半角スペースに変換するなどの整形機能もあります。
もちろんこれらは【置換】機能でも行えますが、文字の指定が不要なので【文書整形】のほうが手軽に行えます。
たとえば、「段下げして箇条書き」も【行頭に指定の文字列を挿入する】機能を利用すると、次のように簡単に行えます。
また、すべての【文書整形】機能は、キー操作やメニュー、ユーザー定義バーなどに割り当てて実行することができます。