#author("2022-06-04T07:15:17+09:00","","") #author("2022-06-04T11:48:28+09:00","","") [[MIFES/テキストエディタのgrep機能-2]] *使ってみよう!-1 複数ファイルから文字列を検索する [#d8ef7681] **grep機能を実際にテキストエディタMIFES 10で実行してみましょう。 [#x5997577] テキストエディタ MIFES 10のgrep機能は、エディタの機能なので、MIFES 10を起動して、メニューから実行することができますが、Windowsのフォルダアイコンを右クリックして表示されるメニューからも実行できます。 Windowsのエクスプローラーで検索対象のフォルダーを探して、即実行できるのでエディタの機能でありながら、ツール感もあります。 実行の手順は次のとおり。 試しにHTMLとCSSファイルが入ったフォルダーを作成し、その中のイメージタグ(<img src="・・・・・">)を検索してみました。 画面推移は以下のとおりです。 &ref(trygrep01.jpg); grep-グローバル検索の動作イメージ ***使ってみよう-2 特定のレコードを抽出する [#i19dd974] MIFES 10のgrep機能を利用して、該当行を取り出す=特定データの抽出ができます。 これは、MIFES 10は、grep結果の出力書式を変更できることによる活用方法です。 ここまででgrepの結果リストはファイル名とそのファイルの中の行番号、さらに行の内容を記述した「タグジャンプ書式」であることは説明してきましたが、MIFES 10の場合は、タグジャンプのための部分(ファイル名と行番号)を出力しないよう書式を指定できるのです。 以下は、あるアンケートのデータで、''1レコードには4つの項目があり、4つ目の項目は自由記述のコメント欄''になっています。 このデータの中から''コメント欄に記載のあるレコードだけを取り出して''みました。 実行の手順は次のとおりです。 &ref(trygrep11.jpg); grepでデータ抽出時の動作イメージ このようにテキストエディタのgrep機能は、テキスト編集には欠かせない重要な機能の一つなのです。 // //