６月２４日 どんよりと暗いウトロ港 小樽港に朝の４時半に着き、旭川、層雲峡、網走と走ってウトロ港まで来た。これから期待が大きかった遊覧船に乗るが、暗い雲が極めて低く垂れ込めて、半島の背骨までは見ることは出来そうもない。しかし、来てみたかったところであり、かなり北海道でも東の外れまで来たという感じはある。
藪から出てきた鹿 知床自然センターの見学を終えて外に出たら、人だかりがしている。子連れの鹿が出てきているという。この段階では小鹿は見えなかったが、元気だった。人間が大勢いるので、母鹿は神経質になっているようだった。
６月２５日 知床五湖のうちの１湖 昨日と違ってからりと晴れた。湖に小さな魚が見えた。フナだそうだ。かつてこの近くに魚の養殖場があったときはいろいろな魚がいたが、養殖場がなくなると、湖水は浅く温度変化が大きいので、フナしか生き残れなかったということである。
知床五湖のうち２湖 お天気はよし、水は綺麗で緑が映える。命の洗濯とはこういうところで過ごすことを言う。こんなところでゆっくりしたいものである。
６月２６日 オンネトー この前に北海道に来たとき、道の駅で出会ったご夫婦に「この先のオンネトーは素敵ですよ」と見学を薦められたが、来て見なかったところである。湖面の色合いが表現のしようもなく美しい。あのご夫婦が薦めて下さった気持が今にして良く分かる。
オンネトーから阿寒富士 説明不要。素晴らしい景色に感動した。