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道  草


ホトケノザ

ホトケノザ(シソ科)4月28日撮影  ホトケノザとは仏様を安置している台座のこと。茎をとり巻く2枚の葉のようすから台座(蓮華座)を連想してつけられた名前とのことで、ぴったりの名前と感心した。
 今年は海岸のチューリップ畑にこれがたくさん元気を出したために、綺麗に雑草として抜き捨てられてしまった。

ムラサキケマン

ムラサキケマン(ケシ科)4月29日撮影  今年も咲いているなと眺めつつ通り過ぎようとして、また足が止まってしまった。例年以上に着飾って迎えてくれたようだ。恥ずかしげもなく道ばたに座り込む。
 名前の由来は、花の色が紫色のケマンソウという意味で、華鬘(けまん)とは仏前を飾るため、仏堂の内陣の欄間などにかける飾りのことだそうである。 昨日今日、名前が仏様に関係のある野草、何かの因縁か。(5月8日記)